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長座
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ちょうざ
ふりがな文庫
“
長座
(
ちょうざ
)” の例文
「
諸家
(
しょけ
)
から招きが多いようですから、むりもございますまい。
長座
(
ちょうざ
)
いたしましたが、てまえも程なくいとまいたします」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すなわち今の事態を
維持
(
いじ
)
して、門閥の
妄想
(
もうそう
)
を払い、上士は下士に対して
恰
(
あたか
)
も格式りきみの
長座
(
ちょうざ
)
を
為
(
な
)
さず、昔年のりきみは家を護り
面目
(
めんもく
)
を保つの
楯
(
たて
)
となり
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
早朝から
長座
(
ちょうざ
)
して、午飯まで御馳走になっては相済まないと、わたしは慌てて巻煙草の袋を袂へ押し込んで、帰り支度に取りかかろうとするのを、老人は手をあげて制した。
半七捕物帳:50 正雪の絵馬
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
志「大層に
長座
(
ちょうざ
)
を致しました、さお
暇
(
いとま
)
を致しましょう」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
軒ばごし、高雄の峰の雲でも見るのか、遠心的な
面
(
おも
)
もちであった。——何かいま、答えそびれをしたような気もちを
機
(
しお
)
に、
長座
(
ちょうざ
)
を詫びて、かれはまもなく、山荘を辞した。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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「……さて、表の客も、
長座
(
ちょうざ
)
な客。たれであろう?」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
“長”で始まる語句
長
長閑
長襦袢
長押
長火鉢
長椅子
長刀
長柄
長靴
長持