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長久保
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ながくぼ
ふりがな文庫
“
長久保
(
ながくぼ
)” の例文
彼奴
(
きゃつ
)
め
長久保
(
ながくぼ
)
のあやしき女の
許
(
もと
)
に
居続
(
いつづけ
)
して妻の
最期
(
さいご
)
を
余所
(
よそ
)
に見る事憎しとてお辰をあわれみ助け
葬式
(
ともらい
)
済
(
すま
)
したるが、七蔵
此後
(
こののち
)
愈
(
いよいよ
)
身持
(
みもち
)
放埒
(
ほうらつ
)
となり
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
面白いことにはその歌の半数以上が、
嶺
(
みね
)
を隔てた
長久保
(
ながくぼ
)
の
新町
(
しんまち
)
あたりで、
妓女
(
ぎじょ
)
の歌っていた
都々逸
(
どどいつ
)
の文句であった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
過ぎ曲折して平地に
出
(
いづ
)
れば即ち
長久保
(
ながくぼ
)
なり
宿
(
しゆく
)
の
家並
(
やなみ
)
よく車多し石荒坂にて下駄黨も草鞋派も閉口したれば
此
(
こゝ
)
より車に乘る此邊平地とは云へ三方山にて圍ひ一方は和田峠に向ツて進むなれば岩大石ゴロタ石或ひは上り或は下る坂とまでならねど
凸凹
(
でこぼこ
)
多く乘る者は難儀なれど
挽夫
(
ひくもの
)
は躍るもガタツクも物とは
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
久
常用漢字
小5
部首:⼃
3画
保
常用漢字
小5
部首:⼈
9画
“長久保”で始まる語句
長久保宇治