“鐙摺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あぶみずり60.0%
あぶずり40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元禄げんろくころ陸奥千鳥むつちどりには——木川村きがわむら入口いりぐち鐙摺あぶみずりいはあり、一騎立いつきだち細道ほそみちなり、すこきてみぎかたてらあり、小高こだかところだう一宇いちう次信つぎのぶ忠信たゞのぶ両妻りやうさい軍立いくさだち姿すがたにて相双あひならつ。
甲冑堂 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
鐙摺あぶみずり白石しろいしの城
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「かう荒れてゐると、鐙摺あぶずりのところなんか、危険ぢやないかしら。」
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
「こう荒れていると、鐙摺あぶずりのところなんか、危険じゃないかしら。」
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)