“あぶみずり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鐙摺75.0%
承鐙肉25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元禄の頃の陸奥むつ千鳥には——木川村入口に鐙摺あぶみずりの岩あり、一騎だちの細道なり、少しきて右のかたに寺あり、小高き所、堂一宇いちう、継信、忠信の両妻、軍立いくさだちの姿にて相双あいならび立つ。
一景話題 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こうして左から先にはいて……右足を後に、おっと、この承鐙肉あぶみずりは内側にならなけりゃいかん。どうも、下へ脚絆を穿いとかないと、気色が悪いけれど。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)