承鐙肉あぶみずり)” の例文
こうして左から先にはいて……右足を後に、おっと、この承鐙肉あぶみずりは内側にならなけりゃいかん。どうも、下へ脚絆を穿いとかないと、気色が悪いけれど。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)