“錫(しやく)” の例文
日の影九六申(さる)にかたぶく比(ころ)、快庵禅師寺に入りて九七錫(しやく)を鳴(なら)し給ひ、遍参(へんざん)の僧九八今夜(こよひ)ばかりの宿をかし給へと、あまたたび叫(よ)べども九九さらに応(こたへ)なし。
高野山にありて蜜教(みつきやう)を学び、後(のち)生国に皈(かへ)り大浦の蓮花寺に住し、行脚(あんぎや)して越後に来り、三嶋郡野積村(のづみむら)(里言のぞみ)海雲山西生寺の東、岩坂といふ所に錫(しやく)をとゞめて草庵をむすびしに
私は錫(しやく)と広場と天鼓のほかのなんにも知らない。
山羊の歌 (新字旧仮名) / 中原中也(著)
高野山にありて蜜教(みつきやう)を学び、後(のち)生国に皈(かへ)り大浦の蓮花寺に住し、行脚(あんぎや)して越後に来り、三嶋郡野積村(のづみむら)(里言のぞみ)海雲山西生寺の東、岩坂といふ所に錫(しやく)をとゞめて草庵をむすびしに