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遍参
ふりがな文庫
“遍参”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
へんざん
50.0%
へんさん
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へんざん
(逆引き)
日の影
九六
申
(
さる
)
にかたぶく
比
(
ころ
)
、快庵禅師寺に入りて
九七
錫
(
しやく
)
を
鳴
(
なら
)
し給ひ、
遍参
(
へんざん
)
の僧
九八
今夜
(
こよひ
)
ばかりの宿をかし給へと、あまたたび
叫
(
よ
)
べども
九九
さらに
応
(
こたへ
)
なし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
一六
遍参
(
へんざん
)
の僧今夜ばかりの宿をかり奉らんとてここに人を待ちしに、おもひきやかく
異
(
あやし
)
められんとは。
一七
痩
(
やせ
)
法師の強盗などなすべきにもあらぬを、なあやしみ給ひそといふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
遍参(へんざん)の例文をもっと
(1作品)
見る
へんさん
(逆引き)
養家
(
ようか
)
の
貧
(
ひん
)
したため十五歳で京都の
妙心寺
(
みょうしんじ
)
に小僧にやられ、名を
十竹
(
じっちく
)
ともらい、
笈
(
おいずる
)
を負うて、若いあいだ、
南都
(
なんと
)
、
高野
(
こうや
)
、諸山を
遍参
(
へんさん
)
して、すこしばかり仏法をかじったり、
一切経
(
いっさいきょう
)
を読んでみたり
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遍参(へんさん)の例文をもっと
(1作品)
見る
遍
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
参
常用漢字
小4
部首:⼛
8画
“遍”で始まる語句
遍
遍歴
遍路
遍照
遍満
遍身
遍在
遍昭
遍立寺
遍照院
“遍参”のふりがなが多い著者
上田秋成
吉川英治