“遍立寺”の読み方と例文
読み方割合
へんりゅうじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十二日とらの刻に、二人は品川の宿を出て、浅草の遍立寺へんりゅうじに往って、草鞋わらじのままで三右衛門の墓に参った。それから住持に面会して、一夜ひとよ旅の疲を休めた。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
二十八日に三右衛門の遺骸いがいは、山本家の菩提所ぼだいしょ浅草堂前の遍立寺へんりゅうじに葬られた。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)