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遍参
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へんざん
ふりがな文庫
“
遍参
(
へんざん
)” の例文
日の影
九六
申
(
さる
)
にかたぶく
比
(
ころ
)
、快庵禅師寺に入りて
九七
錫
(
しやく
)
を
鳴
(
なら
)
し給ひ、
遍参
(
へんざん
)
の僧
九八
今夜
(
こよひ
)
ばかりの宿をかし給へと、あまたたび
叫
(
よ
)
べども
九九
さらに
応
(
こたへ
)
なし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
一六
遍参
(
へんざん
)
の僧今夜ばかりの宿をかり奉らんとてここに人を待ちしに、おもひきやかく
異
(
あやし
)
められんとは。
一七
痩
(
やせ
)
法師の強盗などなすべきにもあらぬを、なあやしみ給ひそといふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
遍
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
参
常用漢字
小4
部首:⼛
8画
“遍”で始まる語句
遍
遍歴
遍路
遍照
遍満
遍身
遍在
遍昭
遍立寺
遍照院