トップ
>
鉄球
>
てっきゅう
ふりがな文庫
“
鉄球
(
てっきゅう
)” の例文
と一の洞門では、早くもその足音をさとって、ひとりが大手をひろげてどなると、
鉄球
(
てっきゅう
)
のように飛んでいった伊那丸が、どんと
当身
(
あてみ
)
の一
拳
(
けん
)
をついた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あたかも
鉄球
(
てっきゅう
)
がとぶように、
砂塵
(
さじん
)
をついて
疾走
(
しっそう
)
していく
悍馬
(
かんば
)
があった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
武道
(
ぶどう
)
の
表芸
(
おもてげい
)
、
弓術
(
きゅうじゅつ
)
、
剣法
(
けんぽう
)
はもちろんのこと、
火術
(
かじゅつ
)
、
棒術
(
ぼうじゅつ
)
、
十手術
(
じってじゅつ
)
、
鎖
(
くさり
)
、
鉄球
(
てっきゅう
)
、
手裏剣
(
しゅりけん
)
の
飛道具
(
とびどうぐ
)
もよし、あるいは
築城
(
ちくじょう
)
の
縄取
(
なわど
)
りくらべ、
伊賀
(
いが
)
甲賀
(
こうが
)
の
忍法
(
しのびほう
)
も試合にいれ、かの
幻術
(
げんじゅつ
)
と
称
(
しょう
)
する一
派
(
ぱ
)
の
技
(
わざ
)
でも
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“鉄球”の解説
鉄球(てっきゅう)は、鉄製の玉。さまざまな道具、もしくは道具の一部として使用されており、大きさもさまざまである。
クレーンや武器として扱うものには、鉄球が鎖に繋がれており、鎖を振り回して対象にぶつけて使用する。あさま山荘事件で警察側が山荘を鉄球で破壊する様子が広く報道された。
また、ガリレオ・ガリレイが落体の法則の検証のためにピサの斜塔から重さの違う2つの鉄球を同時に落とすと、2つの鉄球はほぼ同時に着地したという故事がある。
(出典:Wikipedia)
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
球
常用漢字
小3
部首:⽟
11画
“鉄”で始まる語句
鉄
鉄瓶
鉄漿
鉄槌
鉄砲
鉄棒
鉄扉
鉄格子
鉄鎚
鉄柵