“金筋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんすじ66.7%
きんすぢ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは金筋(きんすじ)をぬいつけた赤い服を着ていたが、うでと足はむき出しのままであった。実際(じっさい)それは人間と同じうでと足で、前足ではなかった。
胃は実に痛かった。樹(き)の下を潜(くぐ)って二十間も来ると、向うの方に橋本始め連中が床几(しょうぎ)に腰をかけて梨を食っている。腕に金筋(きんすじ)を入れた駅長までいっしょである。余も同勢に交(まじ)って一つ二つ食った。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
巴里(パリイ)の街を歩いて居ると、よく帽に金筋(きんすぢ)の入(はひ)つた小学生に出会ふ。其れが上の二人の男の子の行つて居る暁星小学の制帽と全(まつた)く同じなので直(す)ぐ自分の子供等を思ふ種(たね)になる。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)