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きんすじ
ふりがな文庫
“きんすじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
金筋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金筋
(逆引き)
それは
金筋
(
きんすじ
)
をぬいつけた赤い服を着ていたが、うでと足はむき出しのままであった。
実際
(
じっさい
)
それは人間と同じうでと足で、前足ではなかった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
胃は実に痛かった。
樹
(
き
)
の下を
潜
(
くぐ
)
って二十間も来ると、向うの方に橋本始め連中が
床几
(
しょうぎ
)
に腰をかけて梨を食っている。腕に
金筋
(
きんすじ
)
を入れた駅長までいっしょである。余も同勢に
交
(
まじ
)
って一つ二つ食った。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
するとかれは
例
(
れい
)
のイギリスの
大将
(
たいしょう
)
の
軍服
(
ぐんぷく
)
——
金筋
(
きんすじ
)
のはいった赤い上着とズボン、それから
羽根
(
はね
)
のついたぼうしをくれという合図をした。かれは両手を合わせてひざをついて、わたしにたのみ始めた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
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