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野猪
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ゐのしゝ
ふりがな文庫
“
野猪
(
ゐのしゝ
)” の例文
野猪
(
ゐのしゝ
)
は
形
(
かたち
)
が
豚
(
ぶた
)
に
似
(
に
)
て
全身
(
ぜんしん
)
黒褐色
(
こつかつしよく
)
のあらい
毛
(
け
)
でおほはれてをり、
頸
(
くび
)
が
短
(
みじか
)
いので
駈
(
か
)
けだすと
急
(
きゆう
)
には
方向
(
ほうこう
)
を
變
(
か
)
へられない
動物
(
どうぶつ
)
です。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
鵜の目鷹の目油断無く必死となりて自ら励み、今しも一人の
若佼
(
わかもの
)
に彫物の画を描き与らんと余念も無しに居しところへ、
野猪
(
ゐのしゝ
)
よりも尚疾く
塵土
(
ほこり
)
を蹴立てゝ飛び来し清吉。
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
(熊の事は上巻にいへり)
野猪
(
ゐのしゝ
)
は
猛
(
たけ
)
きゆゑ雪ふかくとも
得
(
え
)
やすからず、
鹿
(
しか
)
・
羚羊
(
くらしゝ
)
などは
弱
(
よわ
)
きものゆゑ雪には
得
(
え
)
やすし。鹿はことさら
高脛
(
たかはぎ
)
なるゆゑ雪にはしる事人よりおそきに
似
(
に
)
たり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
猪
漢検準1級
部首:⽝
11画
“野猪”で始まる語句
野猪林
野猪狩
野猪的