“野猪林”の読み方と例文
読み方割合
やちょりん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有名な野猪林やちょりんという原始林へかかった。夜ごとの睡眠不足と疲労に、さしもの林冲りんちゅうも、折々、立ち居眠りをもよおすらしく、混沌こんとんとよろめいていた。眼顔を見合せた端公たんこうの二人は。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)