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野坡
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やば
ふりがな文庫
“
野坡
(
やば
)” の例文
まず試みに「炭俵」上巻の初めにある芭蕉
野坡
(
やば
)
の合奏を調べてみると、「むめが香にのっと日の出る山路かな」の発句にはじまって
連句雑俎
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
「
其角
(
きかく
)
、
風雪
(
らんせつ
)
、
去来
(
きよらい
)
、
丈草
(
ぢやうさう
)
、
野坡
(
やば
)
、
杉風
(
さんぷう
)
、
北枝
(
ほくし
)
、
凡兆
(
ぼんてう
)
、
支考
(
しかう
)
……」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
うは置きのほし
菜
(
な
)
刻
(
きざ
)
むもうはの空
野坡
(
やば
)
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
葉隠れて見ても朝顔の浮世かな
野坡
(
やば
)
俳句の初歩
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
長松が親の名で来る
御慶
(
ぎょけい
)
かな
野坡
(
やば
)
俳句とはどんなものか
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
▼ もっと見る
なんとなく、たとえば芭蕉がヴァイオリン、
野坡
(
やば
)
がセロとでもいったような気がするのである。それから「娘を堅う人にあわせぬ」と強く響くあとに「
奈良通
(
ならがよ
)
い同じつらなる細元手」
連句雑俎
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
こちにもいれどから臼を貸す
野坡
(
やば
)
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
鑓持ちばかり戻る
夕月
(
ゆうづき
)
野坡
(
やば
)
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“野坡(志太野坡)”の解説
志太 野坡(しだ やば、寛文2年1月3日(1662年2月21日) - 元文5年1月3日(1740年1月31日))は、江戸時代前期の俳諧師。志多・志田とも称すが、後に竹田氏を用いる。前号は野馬、別号として樗木社・樗子・紗方・紗帽・浅生・無名庵高津野々翁・照笛居士などと号す。蕉門十哲の1人とされ、「軽み」の俳風では随一ともいわれた。
(出典:Wikipedia)
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
坡
漢検1級
部首:⼟
8画
“野”で始まる語句
野
野原
野暮
野分
野面
野郎
野良
野路
野菜
野茨