連城れんじょう)” の例文
モウ連城れんじょうたまを手に握ったようなもので、れから原書は大事にしてあるから如何どうにも気遣きづかいはない。しらばくれて奥平壹岐おくだいらいきの家に行て
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
その時史孝廉しこうれんという者があって一人のむすめを持っていた。女は幼な名を連城れんじょうといっていた。刺繍ししゅうが上手で学問もあった。父の孝廉はひどくそれを愛した。
連城 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
「それにもう、陸軍のほうもよほど行ったんでしょう。第一軍は九連城れんじょうを取ってから、ねっから進まんじゃありませんか。第二軍は蓋平がいへいからもうよほど行ったんですか」
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
で赤松連城れんじょう師、南條文雄博士が日本でかかる註釈を写して次第にシナに送って、そして南京の楊文会ようぶんかい氏がこれを出版して支那の学者は倶舎、唯識の論釈を読むことが出来るようになって
「大王には宝ではございますまいが、私に取っては連城れんじょうたまでも、これにはおっつかないと思っております。」
王成 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
それは大きな連城れんじょうたまを得た喜びにもまさっていた。そこで盆の上にせて飼い、粟や米をえさにして、手おちのないように世話をし、期限の来るのを待って献上しようと思った。
促織 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)