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通筋
ふりがな文庫
“通筋”の読み方と例文
読み方
割合
とおりすじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とおりすじ
(逆引き)
また幕間で、人の
起居
(
たちい
)
は忙しくなるし、あいにく
通筋
(
とおりすじ
)
の板敷に席を取ったのだから
堪
(
たま
)
らない。膝の上にのせれば、
跨
(
また
)
ぐ。敷居に置けば、蹴る、脇へずらせば踏もうとする。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
駿府にはわざと泊らず、海近い焼津から一気に大井川を越えて、
茶摘歌
(
ちゃつみうた
)
と
揚雲雀
(
あげひばり
)
の山道を
見付
(
みつけ
)
の宿まで来ると高い杉森の上に三日月が出たので、
通筋
(
とおりすじ
)
の鳥居前、三五屋というのに
草鞋
(
わらじ
)
を解いた。
斬られたさに
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
此処
(
ここ
)
からはもう近い。この柳の
通筋
(
とおりすじ
)
を突当りに、
真蒼
(
まっさお
)
な山がある。それへ向って二
町
(
ちょう
)
ばかり、城の
大手
(
おおて
)
を右に見て、左へ折れた、
屋並
(
やなみ
)
の
揃
(
そろ
)
った町の中ほどに、きちんとして暮しているはず。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
通筋(とおりすじ)の例文をもっと
(4作品)
見る
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
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通
通夜
通過
通路
通人
通牒
通暁
通草
通常
通帳
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鼻筋通
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泉鏡花
夢野久作