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這寄
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はいよ
ふりがな文庫
“
這寄
(
はいよ
)” の例文
潮
(
しお
)
の引く時
泥土
(
でいど
)
は目のとどく限り引続いて、岸近くには古下駄に
炭俵
(
すみだわら
)
、さては皿小鉢や椀のかけらに
船虫
(
ふなむし
)
のうようよと
這寄
(
はいよ
)
るばかり。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
追手達は身構えをしながら、瓦を一枚一枚
這寄
(
はいよ
)
って来た。畸形児ののぼせ上った目には、それが三匹の大トカゲの様に見えた。彼はあてもなくキョロキョロと
四方
(
あたり
)
を見廻した。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
これ
空谷
(
くうこく
)
の
跫音
(
きょうおん
)
なり。
盲人
(
めいし
)
は
急遽
(
いそいそ
)
声する
方
(
かた
)
に
這寄
(
はいよ
)
りぬ。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
這
漢検準1級
部首:⾡
11画
寄
常用漢字
小5
部首:⼧
11画
“這”で始まる語句
這入
這
這々
這般
這奴
這出
這上
這麽
這込
這個