“返歌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へんか50.0%
カヘシウタ25.0%
かえし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といふうたみました。女官じよかんたちは、その返歌へんか出來できなかつたので、わらつていやがらせることもならず、だまつて一人ひとりち、二人ふたりちして、みなおくげてしまひました。
だが、一方の「志都歌の返歌カヘシウタ」——此は、歌返ウタガヘシだとする説もある——の方は、まだ名義がはつきりしてゐる。其程、鎮魂の意味をはつきり持つてゐるのだ。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
と、贈られたのに対し、瓊子からは、その返歌かえし
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)