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みだしなみ
ふりがな文庫
“
身嗜
(
みだしなみ
)” の例文
人知らずカッと上気せしも、
単
(
ひとえ
)
に
身嗜
(
みだしなみ
)
計
(
ばかり
)
にはあらず、
勿体
(
もったい
)
なけれど
内内
(
ないない
)
は
可愛
(
かわゆ
)
がられても見たき願い、悟ってか吉兵衛様の
貴下
(
あなた
)
との問答、婚礼せよせぬとの争い
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
先生の
掌
(
て
)
には花の包みがあり、
身嗜
(
みだしなみ
)
のいい、小柄な姿は
凛
(
りん
)
としたものがあった。
廃墟から
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
若い時から日本髮さへひとりで
結
(
ゆ
)
へたのだつた。私たち明治時代に生れたものは、心は新らしいものを貪りながら、
躾
(
しつけ
)
られたことは昔の女とおんなじだつたので、
身嗜
(
みだしなみ
)
には
頑固
(
かたくな
)
なほどだつた。
あるとき
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
偶然に寄せ集められたのではなくそこに鳴尾君の好尚がはたらいていたからではあろうが、なにか人柄にぴったり
嵌
(
はま
)
っていて一分の隙もなかった。詩人の
身嗜
(
みだしなみ
)
と云ったようなものさえ感じられた。
西隣塾記
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
嗜
漢検1級
部首:⼝
13画
“身”で始まる語句
身体
身
身上
身装
身扮
身體
身動
身長
身代
身悶