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足疾
ふりがな文庫
“足疾”の読み方と例文
読み方
割合
あしばや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あしばや
(逆引き)
貫一はつと踏出して始の如く
足疾
(
あしばや
)
に過行けり。宮は
附人
(
つきひと
)
に面を
背
(
そむ
)
けて、
唇
(
くちびる
)
を
咬
(
か
)
みつつ歩めり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
聾
(
つんぼ
)
の
僻
(
ひが
)
みで、昨日悩まされた、はじめの
足疾
(
あしばや
)
な女に対するむか腹立も、かれこれ
一斉
(
いっとき
)
に
打撞
(
ぶつか
)
って、何を……天気は悪し、名所の見どころもないのだから、とっとっ、すたすた
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
聾
(
つんぼ
)
ひがみの
向腹立
(
むかっぱらたち
)
が、何おのれで、
渡
(
わたり
)
をききも、尋ねもせず、
足疾
(
あしばや
)
にずかずかと
踏掛
(
ふんが
)
けて、二三間ひょこひょこ
発奮
(
はず
)
んで伝わったと思うと、左の足が、ずぶずぶと砂に潜った。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
足疾(あしばや)の例文をもっと
(7作品)
見る
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
疾
常用漢字
中学
部首:⽧
10画
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足
足袋
足許
足下
足音
足掻
足駄
足利
足蹴
足跡
検索の候補
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尾崎紅葉
泉鏡花