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赤斑
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あかまだら
ふりがな文庫
“
赤斑
(
あかまだら
)” の例文
あくまたちは
赤斑
(
あかまだら
)
なるべく、山なし姫は山立ち姫なるべし、野猪をいうとなん、野猪は蛇を好んで食う、殊に蝮を好む由なり
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
届書
(
とどけしょ
)
を出す時、種類という下へ
混血児
(
あいのこ
)
と書いたり、色という字の下へ
赤斑
(
あかまだら
)
と書いた
滑稽
(
こっけい
)
も
微
(
かす
)
かに胸に浮んだ。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
乳
(
ち
)
のまわり、胸に、六ところ、剃り落しても剃り落しても
赤斑
(
あかまだら
)
の毛が生える、浅間しさ、
情
(
なさけ
)
なさに取詰めた、最後は、
蜑女
(
あま
)
の絵が抜出したように取乱して、表二階の床の掛軸「喝」という字に
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やがて、むっくりと起上って、身を飜した半身雪の、
褄
(
つま
)
を乱して、手をつくと、袖が
下
(
さが
)
って、
裳
(
もすそ
)
を
捌
(
さば
)
いて、四ツ
這
(
ば
)
いになった、背中にも一ツ、
赤斑
(
あかまだら
)
のある……その姿は……何とも言えぬ、女の
狗
(
いぬ
)
。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
斑
常用漢字
中学
部首:⽂
12画
“赤”で始まる語句
赤
赤児
赤子
赤蜻蛉
赤裸
赤銅
赤煉瓦
赤毛布
赤城
赤飯