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賢愚
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けんぐ
ふりがな文庫
“
賢愚
(
けんぐ
)” の例文
むろん
人間
(
にんげん
)
には、
賢愚
(
けんぐ
)
、
善悪
(
ぜんあく
)
、
大小
(
だいしょう
)
、
高下
(
こうげ
)
、さまざまの
等差
(
とうさ
)
があるので、
仏教
(
ぶっきょう
)
の
方便
(
ほうべん
)
も
穴勝
(
あながち
)
悪
(
わる
)
いものでもなく、
迷
(
まよ
)
いの
深
(
ふか
)
い
者
(
もの
)
、
判
(
わか
)
りのわるい
者
(
もの
)
には
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
意志さえ
堅固
(
けんご
)
なれば、
賢愚
(
けんぐ
)
を問わず、百難前に
迫
(
せま
)
っても、これを
冒
(
おか
)
して断行する。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
材料の良否は人の
賢愚
(
けんぐ
)
善悪にも等しいもので、腐ったようなさかな、あるいは季節はずれの
脂
(
あぶら
)
っ
気
(
け
)
を失ったさかななどは、魂の腐った人間に比すこともできれば、低能あるいは不良に比すべきもので
味覚馬鹿
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
「然うかも知れない。要するにそこが
賢愚
(
けんぐ
)
の
岐
(
わか
)
れるところさ」
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
賢
常用漢字
中学
部首:⾙
16画
愚
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
“賢愚”で始まる語句
賢愚不肖