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謹慎
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つゝしみ
ふりがな文庫
“
謹慎
(
つゝしみ
)” の例文
家事不取締り以ての外と云う厳しい
御沙汰
(
ごさた
)
で、
父親
(
おやじ
)
は百日の間
謹慎
(
つゝしみ
)
を仰付けられ、百日間に國綱のお刀の出ん時には父は切腹仰付けられるか、追放仰付けられるか知れん
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
……
雲
(
くも
)
、
花片
(
はなびら
)
の
数
(
かず
)
を
算
(
よ
)
めば、
思
(
おも
)
ふまゝの
乞目
(
こひめ
)
が
出
(
で
)
て、
双六
(
すごろく
)
に
勝
(
か
)
てたのに、……
唯
(
たゞ
)
一刻
(
いつこく
)
を
争
(
あらそ
)
ふて、
焦
(
あせ
)
つてお
悶
(
もだ
)
へ
遊
(
あそ
)
ばすから、
危
(
あぶな
)
いとは
思
(
おも
)
ひながら、
我儘
(
わがまゝ
)
おつしやる
可愛
(
かあい
)
らしさに、
謹慎
(
つゝしみ
)
もつひ
忘
(
わす
)
れ
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
この和尚は
謹慎
(
つゝしみ
)
のよい人故仕事はお梅を頼み、七兵衞が来ると調子宜くして
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“謹慎”の意味
《名詞》
謹 慎(きんしん)
江戸時代、武士身分の上位者への刑罰。
登校や出勤を差し止める処罰。
控えめな言動に改めること。
(出典:Wiktionary)
“謹慎”の解説
謹慎(きんしん)は、江戸時代から明治時代初期にかけて日本に存在した自由刑の一種で、一定期間外出を禁止されることである。転じて、活動をしばらく休止することをも指す。
(出典:Wikipedia)
謹
常用漢字
中学
部首:⾔
17画
慎
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
“謹慎”で始まる語句
謹慎中
謹慎室