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諾
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う
ふりがな文庫
“
諾
(
う
)” の例文
いひなづけするまでの
交際
(
つきあい
)
久しく、かたみに心の底まで知りあふ
甲斐
(
かい
)
は
否
(
いな
)
とも
諾
(
う
)
ともいはるる中にこそあらめ、貴族仲間にては早くより目上の人にきめられたる夫婦
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
いかにも我は、目前に張りたる交錯せる綱を
擇
(
えら
)
み引くことを得べし。されど我はその綱のいづれの處に結ばれたるを知るに由なし。我は恩人の勸に會ひて
諾
(
う
)
と曰ひたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
諾
(
う
)
け入れた——私が確かに信ずるやうに、
變裝
(
へんそう
)
した神樣をです。もう既にそれは私をよくしてくれました。私の心は今迄は
納骨堂
(
なふこつだう
)
みたいなものだつたけれど、もうこれからは神殿です。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
否も
諾
(
う
)
もわれは
辞
(
いら
)
へじかにかくに人の心は人に任せめ
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
いいなずけするまでの
交際
(
つきあい
)
久しく、かたみに心の底まで知りあう
甲斐
(
かい
)
は
否
(
いな
)
とも
諾
(
う
)
ともいわるるうちにこそあらめ、貴族仲間にては早くより目上の人にきめられたる夫婦
文づかい
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
我も
否
(
いな
)
とも
諾
(
う
)
とも云ふ暇なくして、接吻せられき。母上片手にて我頬を
撫
(
さす
)
り、片手にて我衣をなほし給ふ。
手尖
(
てさき
)
の隱るゝまで袖を引き、又頸を越すまで襟を揚げなどして、やう/\心を
安
(
やすん
)
じ給ひき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
諾
常用漢字
中学
部首:⾔
15画
“諾”を含む語句
諾威
承諾
許諾
諾否
諾々
唯々諾々
然諾
伊弉諾
快諾
伊弉諾尊
英諾威
否諾
諾威人
一諾
応諾
御承諾
甘諾
易々諾々
約諾
内諾
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