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一諾
ふりがな文庫
“一諾”の読み方と例文
読み方
割合
いちだく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちだく
(逆引き)
恵瓊
(
えけい
)
の小舟は矢のように帰って行った。彼はすぐに秀吉に会って、宗治の
一諾
(
いちだく
)
を報告し、また馬をとばして西軍の岩崎山へ急いだ。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
磔茂左衛門
(
はりつけもざえもん
)
は上州の
義民
(
ぎみん
)
であります。古来上州人は義に篤い。
一諾
(
いちだく
)
を重んじて命を捨てることを何とも思わない。私はその上州人であります。
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
のちに聞けば彼は相沢に
逢
(
あ
)
いしとき、余が相沢に与えし約束を聞き、またかの夕べ大臣に聞こえ上げし
一諾
(
いちだく
)
を知り、にわかに座より
躍
(
おど
)
り上がり、面色さながら土のごとく
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
一諾(いちだく)の例文をもっと
(12作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
諾
常用漢字
中学
部首:⾔
15画
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