“伊弉諾尊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いざなぎのみこと83.3%
いざなきのみこと16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うしろの床には、伊弉諾尊いざなぎのみこと伊弉冊尊いざなみのみことの二神をまつって、そこにも一穂いっすい神灯みあかしと、一瓶いっぺい神榊みさかきと、三宝には餅や神酒みきが供えられてあった。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
加之それに何なのぢや、それ、國常立尊くにとこたちのみこと國狹槌尊くにさづちのみこと豐斟渟尊とよくにのみこと大苫邊尊おほとのべのみこと面足尊おもたるのみこと惺根尊かしこねのみこと伊弉諾尊いざなぎのみこと伊弉册尊いざなみのみこと、それから大日靈尊おおひるめのみこと月夜見尊つきよみのみこと、この十柱の神樣はな
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
就中なかんずく女体峯頭が最も高く、つ眺望最もすぐれたれど、この日は濃霧濛々として眺望少しも開けざりき。男体山には伊弉諾尊いざなきのみことを祀り、女体山には伊弉冊尊いざなみのみことを祀る。其外そのほか、頂上に摂社すこぶる多し。
秋の筑波山 (新字新仮名) / 大町桂月(著)