“伊邪那岐”の読み方と例文
読み方割合
いざなぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕は、——たとえば、伊邪那岐いざなぎみこととなって——死人のにおいがする薄暗い地獄の勝手口まで、女を追っているような気がして、家に帰った。
耽溺 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
右の騒ぎには、通船会社の船長が三人謝罪の為にやって来て、問題は屡々しばしば国体観念に及ぶし、遂には哀れにも、「伊邪那岐いざなぎ伊邪那美いざなみ」両みことまでが引合いに出されると云う結果を見るに至った。