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諸色
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しよしき
ふりがな文庫
“
諸色
(
しよしき
)” の例文
先づ差当り白米の代価百文に
付
(
つき
)
五合ならねば窮民口を
糊
(
こ
)
し難しと記し、また或は米穀は
固
(
もと
)
より
諸色
(
しよしき
)
の代価速かに引下ぐるにあらずんば忽ち市中を焼払はんなどと
書裁
(
しよさい
)
なしたる所もあり
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
御召捕
(
おめしとり
)
相成しは
斯樣々々
(
かやう/\
)
なり私し母并に下人共は村役人へ御預け
家内
(
かない
)
の番は村方
百姓等
(
ひやくしやうら
)
へ
仰付
(
おほせつけ
)
られ
諸色
(
しよしき
)
土藏
(
どざう
)
とも殘らず御役人樣
御封印
(
ごふういん
)
にて其後御引取の所
其節
(
そのせつ
)
明日
巳刻
(
よつどき
)
簑笠之助樣御役所へ相送り候樣仰せ渡され候て御役人樣御
立歸
(
たちかへ
)
り相成候然るに簑笠之助樣御役にては
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“諸色”の解説
諸色(しょしき)とは、江戸時代において物価を指した言葉。一般的には米を除いた日常品の価格を指す場合が多い。
物価の高騰を諸色高直(しょしきこうじき)、低落を諸色下直(しょしきげじき)と呼んだ。江戸時代においては米価と諸色は連動すると考えられていたが、米の増産による価格低迷が享保年間には「米価安の諸色高直」の現象を招いた。
(出典:Wikipedia)
諸
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“諸”で始まる語句
諸
諸共
諸手
諸声
諸君
諸人
諸方
諸々
諸国
諸肌