“請書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うけしょ87.5%
うけがき12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これも大勢たいせいでしょう。福島の本陣へは山村家の人が来ましてね、恭順を誓うという意味の請書うけしょを差し出しました。」
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
この際如何いかような願いの筋があろうとも聞き届けることまかり成らぬ、というお達しがあって、村々からそのお請書うけしょを出させて置いての勘定役御出張なのです。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一々白状に及びしかば茲に於て口書こうしよ爪印つめいん相濟あひすみ又々牢内へ送られける因て彦三郎はじめ呼出されしに馬喰町米屋市郎左衞門は程經ほどへたる事ゆゑ大にあやしみながら請書うけがき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)