詔勅しょうちょく)” の例文
日本皇帝陛下の宣戦の詔勅しょうちょくによれば、東洋の平和を維持し、かつ韓国の独立を鞏固きょうこならしむるという御趣旨であったから、その当時韓国人は非常に感激いたしまして
で、その時始めて確かに各国連合軍が北京を陥れ、皇帝はいずれへか難を避け、やがて和睦わぼく調ととのうたその結果こういう詔勅しょうちょくを発せられたものであるということが分った。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
そのとしの二月には露国に対し宣戦の詔勅しょうちょくが降り、私の仙台に来たころには遼陽りょうようもろく陥落かんらくし、ついで旅順りょじゅん総攻撃が開始せられ、気早な人たちはもう、旅順陥落ちかしと叫び
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
入獄者一同を見廻りおり、今度の紀元節を以て、憲法を発布あらせらるべき詔勅しょうちょく下り、かつかたじけなくも入獄者一同に恩典……といいかけしに、看守はさえぎりてその筋よりいまだ何らのたっしなし
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
「唯今、本国から重大なる報告があったからして、一同に伝える」艦長は無線電信をしるした紙片をうやうやしく押戴おしいただいて、「大元帥陛下には、只今、×国に対して宣戦の詔勅しょうちょくを下し給うた」
太平洋雷撃戦隊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
(2) すべテ法律勅令ちょくれい国務ニ関ル詔勅しょうちょくハ国務大臣ノ副署ふくしょヲ要ス
大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) / 日本国(著)
「さあ本土決戦の詔勅しょうちょくだろうと言うのだがね」
桜島 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
同時に、おごそかな宣戦の詔勅しょうちょくが下った。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)