“詔勅”の読み方と例文
読み方割合
しょうちょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本皇帝陛下の宣戦の詔勅しょうちょくによれば、東洋の平和を維持し、かつ韓国の独立を鞏固きょうこならしむるという御趣旨であったから、その当時韓国人は非常に感激いたしまして
で、その時始めて確かに各国連合軍が北京を陥れ、皇帝はいずれへか難を避け、やがて和睦わぼく調ととのうたその結果こういう詔勅しょうちょくを発せられたものであるということが分った。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
そのとしの二月には露国に対し宣戦の詔勅しょうちょくが降り、私の仙台に来たころには遼陽りょうようもろく陥落かんらくし、ついで旅順りょじゅん総攻撃が開始せられ、気早な人たちはもう、旅順陥落ちかしと叫び
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)