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要諦
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ようてい
ふりがな文庫
“
要諦
(
ようてい
)” の例文
しかし、必ずともに、その女髪を見んとて、
鯉口
(
こいぐち
)
三寸、押し拡げるでないぞ。抜かぬ剣、斬らぬ腕、そこが法外流の
要諦
(
ようてい
)
じゃ。
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
それにはわれわれがまず生徒となって勉強し、その勉強の上に立って指導する、その長所を発揮させる、これが指導の
要諦
(
ようてい
)
であろうと思います。
台湾の民芸について
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
事物の固有法則をよく
把握
(
はあく
)
し、その価値を最大限に発揮させながら、しかもそれを国家目的に適合させるということが、正に政治の
要諦
(
ようてい
)
なのである。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
一般の文章ならば、最も適切に分り易く表わすことが表現の
要諦
(
ようてい
)
である。この点小説の文章も変りはない。
意慾的創作文章の形式と方法
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
本来刀を打つ
要諦
(
ようてい
)
は、身を守るために鍛えるのが主であって、人を切ろうという鍛法は従であるのに、どうしたことか初代の
千子院村正
(
せんじゅいんむらまさ
)
が切る一方の刀ばかりを打つので
右門捕物帖:07 村正騒動
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
▼ もっと見る
「馬鹿言いたまえ。虚実の間を
往
(
ゆ
)
くのがスパイの
要諦
(
ようてい
)
なんだ。はっはっは。」
戦雲を駆る女怪
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
勇気を
揮
(
ふる
)
い反撥力を強め、堂々と活動せよ。成功の
要諦
(
ようてい
)
は
其処
(
そこ
)
にある。我輩は泣いたり恨んだり、
慷慨悲歌
(
こうがいひか
)
の声をあげるような人間は嫌いだ。彼等はいずれも意気地のない口先ばかりの人間だ。
青年の天下
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
全巻十三篇、すべて兵法の
要諦
(
ようてい
)
を説いたものらしい。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
モリスの数多くの論説におけるすべての
要諦
(
ようてい
)
は、すでにラスキンの論述したところであるのを見逃すことができぬ。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
要
常用漢字
小4
部首:⾑
9画
諦
常用漢字
中学
部首:⾔
16画
“要”で始まる語句
要
要塞
要領
要求
要慎
要用
要心
要人
要訣
要之