“ようてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
要諦75.0%
榕亭8.3%
洋底8.3%
窯鼎8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それにはわれわれがまず生徒となって勉強し、その勉強の上に立って指導する、その長所を発揮させる、これが指導の要諦ようていであろうと思います。
台湾の民芸について (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
棭斎は京都に着いて、福井榕亭ようていを訪ひ、稲荷祭、御蔭祭を観て、十四日に書を蘭軒に寄せた。此書牘が文淵堂所蔵の花天月地くわてんげつち中に収めてある。わたくしは下に其全文を写し出さうとおもふ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
伊豆南方いづなんぽう洋底ようてい航海中こうかいちゆう船舶せんぱく水柱みづばしら望見ぼうけんし、あるひ鳴動めいどうともなつて黒煙くろけむりのあがるのをることもあり、附近ふきん海面かいめん輕石かるいしうかんでゐるのに出會であふこともある。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
そこへ付込つけこんで廷珸は杜生とせいに八百金を提供して、そして「御返金にならない場合でも御宅の窯鼎ようていさえ御渡し下されば」
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)