きん)” の例文
明夕みょうゆう初更までに、各隊の兵は一人も残るなく、おのおの一ぷくきん(衣服)を用意せよ。怠る者は首を斬らん」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
渠はきんを正して、うやうやしく白糸の前にかしらを下げたり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一、たずさえたる各〻のきん(衣)に足もとの土を掻き入れて土のふくろとなせ。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)