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萬朝報
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よろづてうはう
ふりがな文庫
“
萬朝報
(
よろづてうはう
)” の例文
新字:
万朝報
かゝる誤りは
萬朝報
(
よろづてうはう
)
に最も
少
(
すくな
)
かつたのだが、
先頃
(
さきごろ
)
も
外
(
ほか
)
ならぬ言論欄に
辻待
(
つぢまち
)
の
車夫
(
しやふ
)
一切
(
いつせつ
)
を
朧朧
(
もうろう
)
と
称
(
せう
)
するなど、
大分
(
だいぶ
)
耳目
(
じもく
)
に遠いのが
現
(
あら
)
はれて来た。
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
これでは
国語調査会
(
こくごてうさくわい
)
が小説家や新聞記者を
度外視
(
どぐわしし
)
するのも無理はないと思ふ。
萬朝報
(
よろづてうはう
)
に限らず
当分
(
たうぶん
)
此類
(
このるゐ
)
のが
眼
(
め
)
に触れたら
退屈
(
たいくつ
)
よけに
拾
(
ひろ
)
ひ上げて
御覧
(
ごらん
)
に
供
(
きよう
)
さう。(十五日)
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
けふの
萬朝報
(
よろづてうはう
)
に
悪銭
(
あくせん
)
に詰まるとあるのは、悪の性質を
収得
(
しうとく
)
と見ず、消費と見たので記者は
悪銭
(
あくせん
)
身に
附
(
つ
)
かずといふのと、
悪所
(
あくしよ
)
の金には詰まるが習ひといふのと、
此
(
この
)
二
箇
(
こ
)
の
俗諺
(
ぞくげん
)
を混同したものだらう。
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
“萬朝報”の解説
『萬朝報』(よろずちょうほう)は、かつて存在した日本の日刊新聞。紙名は「よろず重宝」の洒落から来ている。万朝報と新字体で表記されることもある。
(出典:Wikipedia)
萬
部首:⾋
12画
朝
常用漢字
小2
部首:⽉
12画
報
常用漢字
小5
部首:⼟
12画
“萬朝”で始まる語句
萬朝