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悪銭
ふりがな文庫
“悪銭”の読み方と例文
読み方
割合
あくせん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくせん
(逆引き)
「せっかくだが、そいつはよそう、
悪銭
(
あくせん
)
身に着かずということになると
幸先
(
さいさき
)
がよくねえからな」
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「よし!
悪銭
(
あくせん
)
身につかず。いくらでも取らせる。これ、さよ……と言ったな前へ出ろ」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
けふの
萬朝報
(
よろづてうはう
)
に
悪銭
(
あくせん
)
に詰まるとあるのは、悪の性質を
収得
(
しうとく
)
と見ず、消費と見たので記者は
悪銭
(
あくせん
)
身に
附
(
つ
)
かずといふのと、
悪所
(
あくしよ
)
の金には詰まるが習ひといふのと、
此
(
この
)
二
箇
(
こ
)
の
俗諺
(
ぞくげん
)
を混同したものだらう。
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
悪銭(あくせん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“悪銭”の意味
《名詞》
悪 銭(あくせん)
悪事で得た金銭。
質の悪い硬貨。
(出典:Wiktionary)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
銭
常用漢字
小6
部首:⾦
14画
“悪”で始まる語句
悪
悪戯
悪口
悪寒
悪魔
悪辣
悪漢
悪罵
悪戯者
悪業
“悪銭”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
林不忘
中里介山