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草子
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そうし
ふりがな文庫
“
草子
(
そうし
)” の例文
例えば
浄瑠璃
(
じょうるり
)
の「十二段
草子
(
そうし
)
」は、ほとんと『義経記』と同じころに今の形が整うたものかと思うのに同じ話がもう
別様
(
べつよう
)
に語り伝えられ
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
竹斎
(
ちくさい
)
だか何だったか徳川初期の
草子
(
そうし
)
にも外法あたまというはあり、「外法の下り坂」という奇抜な
諺
(
ことわざ
)
もあるが、福禄寿のような頭では下り坂は妙に早かろう。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
鼠も昔より国に盗賊家に鼠と嫌われ、清少納言も、
穢
(
きた
)
なげなる物、鼠の
住家
(
すみか
)
、つとめて手
晩
(
おそ
)
く洗う人、『
尤
(
もっとも
)
の
草子
(
そうし
)
』に
悪
(
にく
)
き者、物をかじる鼠、花を散らす鳥と言った。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
大昔の
草子
(
そうし
)
類でも読んだことがある。外国の心霊学雑誌でも見たことがある。
黒蜥蜴
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
『
福富
(
ふくとみ
)
の
草子
(
そうし
)
』云々、京にありし日同じ双紙の写しを見たり
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“草”で始まる語句
草鞋
草
草履
草臥
草叢
草原
草木
草鞋穿
草花
草双紙