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茶盌
ふりがな文庫
“茶盌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちゃわん
75.0%
ちやわん
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちゃわん
(逆引き)
小姓のひとりが、その
茶盌
(
ちゃわん
)
をささげて来ないうちに、石田佐吉の汗ばんだ顔が、
鬢
(
びん
)
をぬらしたまま彼の前に平伏した。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
数など考えて買ったことはないからである。よく世間には「
茶盌
(
ちゃわん
)
を百個集める」などと力んでいる蒐集家があるが、私には愚かに見えてならぬ。数で集めて何になるのかと思う。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
茶盌(ちゃわん)の例文をもっと
(6作品)
見る
ちやわん
(逆引き)
余
(
よ
)
よびとゞめ、熊に助られしとは
珍説
(
ちんせつ
)
也語りて聞せ給へといひしに、
主人
(
あるじ
)
余
(
よ
)
が前に在し
茶盌
(
ちやわん
)
をとりてまづ一盃
喫
(
のめ
)
とて酒を
満盌
(
なみ/\
)
とつぎければ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
と、骨董好きが
古渡
(
こわた
)
りの
茶盌
(
ちやわん
)
でも見るやうな、うつとりした眼つきで自分の手首に
穿
(
はま
)
つた手錠に
見惚
(
みと
)
れてゐる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
茶盌(ちやわん)の例文をもっと
(2作品)
見る
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
盌
漢検準1級
部首:⽫
10画
“茶”で始まる語句
茶
茶碗
茶店
茶屋
茶釜
茶箪笥
茶漬
茶筅
茶色
茶褐色
検索の候補
楽茶盌
赤茶盌
“茶盌”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
吉川英治
柳宗悦
薄田泣菫