トップ
>
花瓣
>
くわべん
ふりがな文庫
“
花瓣
(
くわべん
)” の例文
塀から熟した
櫻桃
(
さくらんぼ
)
を取つたり、匂ひを吸ひ込む爲めか、
花瓣
(
くわべん
)
の上の露の玉を賞する爲めか花の塊の方に身を屈めたりしながら、散歩してゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
やがて、座敷から、
昼間
(
ひるま
)
買つた
百合
(
ゆり
)
の花を取つて
来
(
き
)
て、自分の
周囲
(
まはり
)
に
蒔
(
ま
)
き散らした。白い
花瓣
(
くわべん
)
が
点々
(
てん/\
)
として月の
光
(
ひかり
)
に
冴
(
さ
)
えた。あるものは、木下
闇
(
やみ
)
に
仄
(
ほの
)
めいた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
わたくしは、
花瓣
(
くわべん
)
の夢をみながら目を覚ます。
在りし日の歌:亡き児文也の霊に捧ぐ
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
疲れた胸の裡を
花瓣
(
くわべん
)
が通る。
在りし日の歌:亡き児文也の霊に捧ぐ
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
白薔薇
(
しろばら
)
の 造化の
花瓣
(
くわべん
)
在りし日の歌:亡き児文也の霊に捧ぐ
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
瓣
漢検1級
部首:⽠
20画
“花”で始まる語句
花
花瓶
花魁
花弁
花片
花園
花崗岩
花簪
花崗石
花車