トップ
>
色懺悔
>
いろざんげ
ふりがな文庫
“
色懺悔
(
いろざんげ
)” の例文
近く例を探らんに、春のやの
妹
(
いも
)
と
背鏡
(
せかゞみ
)
、細君、美妙斎の
胡蝶
(
こてふ
)
、紅葉の
色懺悔
(
いろざんげ
)
及び鴎外の舞姫等皆な罪過あるなり。然れども皆な小説たるの体裁を失はず。
罪過論
(新字旧仮名)
/
石橋忍月
(著)
『新著百種』の第一篇たる『
色懺悔
(
いろざんげ
)
』は紅葉の出世作であった。『色懺悔』以前、紅葉の奇才は既に認められていたが、世間の人気を一時に沸騰さしたのは『色懺悔』であった。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
『
色懺悔
(
いろざんげ
)
』『此ぬし』それから『読売新聞』に『おぼろ舟』を出した。
紅葉山人訪問記
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
毎号
(
まいがう
)
一篇
(
いつぺん
)
を
載
(
の
)
せる小説雑誌を出したいと
云
(
い
)
ふ話、そこで
新著百種
(
しんちよひやくしゆ
)
と
名
(
なづ
)
けて、
私
(
わたし
)
が
初篇
(
しよへん
)
を書く事に
成
(
な
)
つて、二十二年の二月に
色懺悔
(
いろざんげ
)
を出したのです、
私
(
わたし
)
が
春
(
はる
)
のや
君
(
くん
)
に
面会
(
めんくわい
)
したのも、
篁村君
(
くわうそんくん
)
を
識
(
し
)
つたのも
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
懺
漢検1級
部首:⼼
20画
悔
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
“色”で始まる語句
色
色彩
色々
色沢
色合
色紙
色艶
色褪
色気
色香