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良否
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よしあし
ふりがな文庫
“
良否
(
よしあし
)” の例文
玉子の
良否
(
よしあし
)
を択ぶのは必要な事ですが日本人は
平生
(
へいぜい
)
食物問題に不注意だから玉子屋が
善
(
よ
)
いのも悪いのも
皆
(
み
)
んな
混
(
ま
)
ぜて売っていますし、買う方も構わずに買います。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
目をねむっていてただ
触
(
さわ
)
っただけでも馬の
良否
(
よしあし
)
が分るというほどに馬のことには詳しい。
幕末維新懐古談:69 馬専門の彫刻家のこと
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
一丁の墨、一箇のペンもその扱ひやうに依つては、充分に役立つに拘らず、何程の効も為さずして終つて了ふ。機械の如き、扱ひ方の如何、接する心がけの
良否
(
よしあし
)
で非常な差を生ずる。
些細なやうで重大な事
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
その扱き上げ扱き下げる間に茶やバタが摩擦されて一種の茶〔湯〕が出来るので、チベット人はその扱き上げ扱き下げる時の音の
良否
(
よしあし
)
で
旨
(
うま
)
いのと
不味
(
まず
)
いのとの出来るのが分って居ると言ってるです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
よく世間の人は
何処
(
どこ
)
の牛肉屋が
廉
(
やす
)
いとか高いとかいって肉の分量ばかりかれこれ申しますがあれこそ料理の趣味がない証拠で分量の
多寡
(
たか
)
よりも品質の
良否
(
よしあし
)
を選ばなければなりません。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
▼ もっと見る
例へば、我が帽子、我が衣服の如きは我物であるから、
如何
(
どう
)
扱つてもよいやうなものであるが、これを正当に扱ふには、やはり心の持ち方の
良否
(
よしあし
)
があつて、其処に違つた結果を生じる。
些細なやうで重大な事
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
牛乳の
良否
(
よしあし
)
と代価の
高下
(
こうげ
)
は国家問題です。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
“良否”の意味
《名詞》
良否(りょうひ)
良いことと、良くないこと。良し悪し。
(出典:Wiktionary)
良
常用漢字
小4
部首:⾉
7画
否
常用漢字
小6
部首:⼝
7画
“良”で始まる語句
良人
良
良心
良夜
良久
良家
良夫
良寛
良清
良吉