“舎利塩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しやりえん50.0%
しやりゑん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ/\なんでも医者いしやとほりになれ、素人しろうとくせなにわかるものか、これ舎利塩しやりえん四匁しもんめ粉薬こぐすりにしてつかはすから、硝盃コツプに水をいてうしてめ、それから規那塩きなえんを一ぶんれるところぢやが
華族のお医者 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
会話の写生の迫真の程度はさう細く深くはないが、流行に媚びた、色の舎利塩しやりゑんの沢山に入つてゐるものだとばかり言つて了ふことの出来ないところがあつた。
西鶴小論 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)