“仏舎利”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶっしゃり50.0%
ぶつしやり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で私は自分の舎にあってまず釈迦牟尼如来の掛物かけものを掛け、その前に釈迦牟尼如来の仏舎利ぶっしゃりを納めてある舎利塔を置き、大きな銀の燈明台を三つ列べてバタの燈明を上げ
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
壜の中では、二つの白い丸薬が仏舎利ぶっしゃりのように、乾いた音をたてて転った。
卑怯な毒殺 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
此処ここは筑前国、第四十四番の札所ふだしよにして弘法大師の仏舎利ぶつしやりを納め給ひし霊地なり。奇特の御結縁なれば和尚様の御許しを得む事必定ひつぢやうなるべし。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
青年わかものくから心着こゝろづいて、仏舎利ぶつしやりのやうにさゝげてたのを、そつ美女たをやめまへした。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)