トップ
>
『西鶴小論』
ふりがな文庫
『
西鶴小論
(
さいかくしょうろん
)
』
西鶴は大阪人ではあるけれども、それ以上に深い処を持つてゐると私は思ふ。西鶴が利己、打算、軽い遊び、さういふものゝ空気の中に一度は浸つた人であることは首肯かれる。又一方幇間らしい軽佻な気分の中にはしやぎ切つた人だとも思はれる。しかしそこに満足 …
著者
田山録弥
著者
田山花袋
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「早稲田文学 第百四十号」1917(大正6)年7月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約24分(500文字/分)
朗読目安時間
約39分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
凡
(
まる
)
幇間
(
はうかん
)
捨
(
しや
)
涕泣
(
ていきう
)
仏性
(
ぶつせい
)
這個
(
しやこ
)
覗
(
うかゞ
)
屑
(
いさぎよ
)
踏留
(
ふみとま
)
作声
(
つくりごゑ
)
蜀山
(
しよくさん
)
浩翰
(
かうかん
)
欺騙
(
ぎへん
)
外道
(
げだう
)
嗟
(
なげ
)
金
(
かね
)
艶種
(
つやだね
)
生中
(
なまなか
)
湮滅
(
いんめつ
)
渠
(
かれ
)
涅槃
(
ねはん
)
流行
(
はや
)
敵打
(
かたきうち
)
攪乱
(
かくらん
)
慨
(
なげ
)