ろう)” の例文
されば支那人もつとに禽獣が農事に大功あるを認め、十二月にろうと名づけて先祖を祭ると同日、といって穀類の種神を祭り
その下には髪毛から首のあたり——胸から爪先へかけて、一面に紅玉ルビーに包まれて、ろうのように血の気を失った濃紅姫の死骸が仰向けに横たわっております。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
もってろうをなす。人のはじめて死す、七日をもって忌をなす。一臘して一はくなり。ゆえに七七、四十九日にして七魄そなわる。一忌して一魄散ず。ゆえに七七、四十九日にして七魄散ず
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
季冬にろうに先だつ一日大いにおにやらいす、これを逐疫という、云々、方相氏は黄金の四目あり、熊皮をかぶり、玄裳朱衣してほこを執りたてを揚ぐ、十二獣は毛角をるあり、中黄門これを行う