胸騷むなさわ)” の例文
新字:胸騒
かさぬのみか種々さま/″\の惡口雜言ざふごんを云れ腹立紛はらたちまぎれにのゝしり散し愛想盡あいそづかして立出しが外に便るべき先なければ如何はせんと思案しあんしながら歸る道にてにはか胸騷むなさわするゆゑ不※ふと心付是迄遂に夜に入て家を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わがいこひなる、この胸騷むなさわぎのうちに。
胸騷むなさわぎ、つとまぼろしはめはてき。
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)