“背表紙”の読み方と例文
読み方割合
せびょうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちへ帰ると、小六は火鉢ひばちの前に胡坐あぐらいて、背表紙せびょうしり返るのも構わずに、手に持った本を上からかざして読んでいた。鉄瓶てつびんわきおろしたなり、湯は生温なまぬるくめてしまった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)