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職工
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しよくこう
ふりがな文庫
“
職工
(
しよくこう
)” の例文
一日のはげしい勞働につかれて、機械が吐くやうな、重つくるしい煙りが、
石川島
(
いしかはじま
)
の工場の烟突から立昇つてゐる。
佃
(
つくだ
)
から出た
渡船
(
わたしぶね
)
には、
職工
(
しよくこう
)
が多く乘つてゐる。
佃のわたし
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
言
(
い
)
はゞ
我
(
わ
)
が
良人
(
をつと
)
をはづかしむるやうなれど、そも/\
御暇
(
おいとま
)
を
賜
(
たま
)
はりて
家
(
いへ
)
に
歸
(
かへ
)
りし
時
(
とき
)
、
聟
(
むこ
)
と
定
(
さだ
)
まりしは
職工
(
しよくこう
)
にて
工場
(
こうぢやう
)
がよひする
人
(
ひと
)
と
聞
(
き
)
きし
時
(
とき
)
、
勿躰
(
もつたい
)
なき
比較
(
くらべ
)
なれど
我
(
わ
)
れは
殿
(
との
)
の
御地位
(
ごちゐ
)
を
思
(
おも
)
ひ
合
(
あは
)
せて
軒もる月
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“職工”の意味
《名詞》
職 工(しょっこう)
工場の労働者。
職人。
(出典:Wiktionary)
職
常用漢字
小5
部首:⽿
18画
工
常用漢字
小2
部首:⼯
3画
“職工”で始まる語句
職工場
職工服
職工頭
職工屠殺法
職工締出し