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聴入
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ききい
ふりがな文庫
“
聴入
(
ききい
)” の例文
旧字:
聽入
『
飛
(
とん
)
だことさ。』と、ミハイル、アウエリヤヌイチは
聴入
(
ききい
)
れぬ。『ワルシャワこそ
君
(
きみ
)
に
見
(
み
)
せにゃならん、
僕
(
ぼく
)
が五
年
(
ねん
)
の
幸福
(
こうふく
)
な
生涯
(
しょうがい
)
を
送
(
おく
)
った
所
(
ところ
)
だ。』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
会長の美しい
吉井明子
(
よしいあきこ
)
夫人、幹事の
今八郎
(
こんはちろう
)
をはじめ、三十六人の会員達は、真珠色の光の中に、歌劇「サドコ」の海中の
情景
(
シーン
)
を見るように、静まり返って、怪奇な話に
聴入
(
ききい
)
って居ります。
奇談クラブ〔戦後版〕:10 暴君の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
それが余りに不思議な調子と、力強い音色を持っていたので、廊下の隅に陣取った音楽師達は、一時間毎に、弾奏のさなかであっても、しばし手を休めて、我知らずその音色に
聴入
(
ききい
)
る程であった。
黄金仮面
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
聴
常用漢字
中学
部首:⽿
17画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“聴”で始まる語句
聴
聴聞
聴衆
聴手
聴耳
聴者
聴許
聴取
聴診器
聴惚